公開質問〜ホタパパさんより、鹿肉の調理について〜

島崎先生へ

お世話になります。

Mさんより鹿肉を送って頂きました。

犬用に内ももの部位とスネの部位を、煮こぼしで何度かアク抜きをして、5時間ほど煮込んで

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ほぐせる状態までして、スープと一緒に小分けで冷凍してトッピングにしています。

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ホタルへの胃の負担は大丈夫ですか?

 

うんちは普通状態です。

よろしくお願いいたします。

 

>鹿肉を薬膳として調理するためには、

 狩猟された時期

 鹿肉の熟成度

 処理の工程

が大切と思います。

煮こぼしては栄養が流れ出てしまって勿体ないので、私が推奨しているものは、熟成して消化を良くしたものを使っています。

ただ熟成となると、最初のお肉の状態が問題となってきます。

 

鹿は伝統医学の古典でも詳しく紹介されているほど、古来より珍重されています。

Mさんから送られた鹿肉でしたら、良いお肉だとおもいますので、煮こぼさないで調理したほうが良かったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

公開質問〜老犬の養生 その2〜

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前回のお返事をホタパパさんからいただきました。

ご返答ありがとうございました。
元気スープ(鹿とハーブのスープ)、ワンサンテ(熟成鹿肉ソーセージ型サプリ)、Pリキッドを、これからもホタルに与えていきたいです。

   
>首のホットスポットは腎気の衰えの象徴です。 

    感染があるようなら抗生物質軟膏なども有効です


匂いがあり、感染しているようです。

自分では舐めないのですが、岳が僕に怒られないように、

影に隠れて舐めています。

抗生物質軟膏を岳が舐めても大丈夫ですか?
ドックフードに関しては、サイエンスダイエット、シニア用の1キロパックを使用しています。野菜、ササミの煮たスープと一緒に与えています。

このようなメールでのやり取りの後、鹿のスープとPリキッドを先ずは試してもらうことにしました。

 以下はホタパパさんに鹿スープとPリキッドを送った時に同梱した

 食べさせ方の目安です。(お薬ではないので、食べたいだけ食べても

  鹿スープはホタルちゃんの体重ですと、1パックを二日に分けて    温めて与えてください。 フードにかけても良いと思います。

  Pリキッドは 一つ50ml入っています。 

  これも温めて与えてください。 

  体重あたりでは最初は1日1パックです。


ホタルちゃんの体力や足腰の様子から、バイタリティー(腎気)をあげて心気を通すことが必要です。

まず、食べっぷりも観察したいので食べている様子を動画で撮って下さい。食べている様子を見ただけでも、色々な情報が分かることがあります。

ホタルちゃんが食べているときの動画を送っていただきました。

 

動画からも観察されるように、高齢になると食べるのがゆっくりとなることが多いです。

ホタルちゃんも若い頃と比べると、食べるのが遅くなってきたそうです。

咀嚼の筋力も衰え、唾液の分泌も少なくなります。

そのような様子が見られたときは
ホタルちゃんがやっているように
フードボールの高さを調節する

温めたスープをかける

工夫はとても大切と思います。

 

ここで

一歩進んで養生を考えるとき

老犬はバイタリティーをつけてあげたくても

それを消化吸収するだけの胃の力

栄養を運ぶ血管の力(脆く詰まりやすくなっている)

がほとんどの場合弱っています。

そのあたりにも配慮すると、食べ物からも十分栄養を体に届けることが出来るといつも高齢犬のオーナー様へお話ししています。

 

 

腎気バイタリティーの食材と言えば何が思い出されますか?

人でも若い時だと、プリプリのコラーゲンとか、

こってりとしたお肉がバイタリティーの源で、食べた後は

元気が湧いてきます。

 

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けれども、年齢を重ね、胃腸も血管も弱ってくる

食べた食物を、消化吸収する力も弱り、沢山食べるとお腹を壊してしまったり

血管の動脈硬化を助長してしまったりと、思うようにバイタリティーが補えません。

 

そこで、今回ホタルちゃんにお勧めしたのは、

胃腸に優しい鹿のスープ(巡りを良くするハーブ入り)
と血液の巡りを助けるレスベラトロール入りのPリキッドです。

鹿は古典にも詳しく記述のある腎を補う食材ですが、野生の食材は
処理が上手くいかないときもよくあるので

高齢犬で消化力も弱っている場合は特に注意が必要です。

 

今回は骨から採ったスープですが、使う部位も選んで、消化を助けるハーブをブレンドしました。

 

またPリキッドは発毛の時にも使いましたが、末梢循環を改善する目的で使用しています。

 

食べた後のホタパパさんの感想はブログでどうぞ

ホタパパさんブログ

 

私へ下さったメッセージには、、、

『この一週間でホタルの背中がすごく柔らかくなりました。 体も軽そうで、岳と遊ぶ回数が増えましたし、起きている時間が増えました。

ちょうど白馬に来られていたので、『ホタル元気だね。』って感じておられましたし、在中のアイコンズスタッフも『ホタちゃん、どうしたん?』ってびっくりしていました。 できるならば、もう少し体重を落として、思いっきり走れるように、いっぱい泳げるようになって欲しいです。 今後共、アドバイス等、よろしくお願いいたします。』

動きがいいね!体がしなやかになったね!とオーナー以外の方も気がついてくださったと聞いて、私も嬉しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公開質問〜高齢犬の養生〜その1

白馬在住の犬の写心家 ホタパパさんとご縁があり

http://gol-hotaru.a-thera.jp/

メールでのやり取りを公開質問のコーナーに載せさせていただくことになりました。

ホタパパさんの愛犬 ゴールデンレトリバーのホタルちゃんは、

現在13歳4ヶ月

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去年12月に相棒の岳くんと一緒に、札幌まで来てくれました。

ホタパパさんは、『そろそろ動きも鈍くなり、1日寝ていることも多くなってきたので、何か養生を、、、』というお話しでした。

1日でも長く、

一緒に過ごして、

おいしいもの食べて、

好きな川遊びもしたい!

高齢の子と暮らしているオーナー様は、皆さんそう願われていと思います。

 

 

診察の際、

体が硬くなってきていること、

四肢末端に十分血液が運ばれていないこと

食事を減らすだけでは、増加してきた体重を落とすのは難しいこと

 

などをお話しさせていただき

バイタリティーを補う漢方薬、薬膳をお渡ししました。

飲み終わった後の質問に、お答えした内容です。

(写真、公開の許可をホタパパさんから頂いております。)

 

 

ホタパパ様

ご質問にお答えします。

ホタルちゃん

>ホタルですが、お灸とマッサージは続けています。

背中は前よりも柔らかくなりましたし、大好きな雪で、短い時間ですが遊んでいます。

お灸とマッサージは疲労をそのまま貯めてしまわない意味でも、このまま続けると良いと思います。少しでも柔らかくなったのであれば、ホタルちゃん楽になっていると思います。

>脈は、まだ感じることは出来ません。
脈がしっかり触知できないということは血液が十分に循環していないということなので、改善を目指してがんばりましょう。

手足のしびれ感(手を舐めるなど)や歩き始めの跛行も脈がしっかりしていないことによります。

>漢方を与えてから、若干おしっこの回数が減りました。

こちらでお渡しした元気スープ、ワンサンテ、Pリキッドはいずれも衰えた腎気を補い血行を改善するものです。人用漢方とは違うので動物の人とは異なる体質を考えて作られています。食品素材からできているので、副作用なども心配なく続けられると思います

>でも、先週から、首のところがホットスポットのような状態です。

首のホットスポットは腎気の衰えの象徴です。感染があるようなら抗生物質軟膏なども有効ですが、その点はいかがでしょうか?

 

>おしっこの色も、また薄くなった感じがします。回数は多くないです。

老廃物を排泄する腎臓は「腎気」と強い相関関係があります。そのことから判断しても、続けて「腎気」を補うことをお勧めします。

尿が薄い→腎臓へ送られてくる血液が少ない→皮下組織などの浮腫みは腎臓で排泄する力が落ちているか、血管の弾力が衰えてきていることも影響があります。
薄ければ頻尿や大量尿が出ることが多いですが、薄くて通常量の尿ということになると、太っているのは脂肪ではなくて水です。

 

>フードの量も減らしているのですが、体重が一向に減りません。

血流の悪い状態(脈が触れない)でフードの量を減らすと、肝臓に負担がかかり返って逆効果です。

消化の良い食べ物、新鮮なドックフード(封を切ってから時間が経過したドックフードは老犬にも適していません)を若干温めて与えることをお勧めします。

まずはダイエットできる状態まで血流を確保し、血管を若返らせることが大切です。

>食欲と元気はありますよろしくお願いします。

食欲がある子は、回復の可能性も高くなるので、是非しっかり食べさせてください。

 

 

 

 

 

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