ジャックラッセル〜その2〜

 

体重減少のジャックラッセル(11歳)の公開質問 その2

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私(飼い主)としては全麻ですので躊躇しておりますし、

以下、いくつか質問事項になります。

・Pリキッド、ボートルケールを投与し始めてから2週間になります。

便の状態は柔らかめではありますが、最初に比べて硬さも安定してきているようです。

食事についてですが、プロバイオテクス酵素や、クッシング対策の市販のハーブパウダー、アンチノール、グルコサミンなども併用してよろしいでしょうか。

 

 

便の硬さが安定してきて、腸の状態が整ってきていると思います。

今飲んでいるボートルケールとPリキッドは

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循環を改善し、血管に弾力を養うベースとなるものなので、様子を見ながら夏の間は特に続けてください。

*去年と今年で、夏の体力と毛質を観察して、感じたことを報告してください。

*ご自身で与えているサプリメントや食事のバランスシート 作成をお勧めします。

これこれに良い、、、というものも、その子の体調に合っているのか

他の物と食べ合わせはどうかが、それらを吸収する血管の状態、循環の状態も影響が大きいと思います。

食べ合わせ、飲み合わせを次回のカウンセリング時に一緒に整理してみましょう。

 

・体重は毎朝一番の測定で、相変わらず4.7~4.8kg(正常時5.5kg)キープでなかなか増えませんが減ってもいません。

特に取り入れた方が良い食材、栄養素などありますでしょうか。

体重減少や筋肉の衰えは、それらを維持する内臓の力の衰えにも注目する必要があると思います。

体重が増えると、筋肉を養う内臓の力が沢山必要になります

痩せている子に食事でカロリーを増やしても、下痢したり、消化不良をおこしたりと思うようになりません

伝統医学的な観点から考えると、『温病』体質が強いとおもいますので、胃腸の調子と血管を丈夫にし、熱を循環させて整えることが大切と思います。

ずっと豚肉ベースの手作り食でしたが、ここ2カ月程は栄養バランスを一旦整えるためにドッグフード(Be-naturalのアレルカット)に野菜や、鶏肉や馬肉の生のミンチをトッピングして与えております。せめて消化しやすいようにと、フードをミルにかけふやかしています。カロリーは今は多めで1日400kcalくらい与えていると思います。

サプリメントと食べ物は、体に入って作用するという意味では共通です。

ミルにかけて与えるのは、一時的には有効ですがずっとだと、胃腸がサボってしまい、逆の効果にもなりまねません。注意が必要です。
胃腸の調子をみて、使い分けをお勧めします。

胆泥症は温病なので、体に熱を持つ食べ物は避けたほうが良いと思います。

 

 

・今月に入り、足先が赤く、部分的に爛れているような症状です。

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痛みやかゆみはなさそうですが、時々気にして舐めているときがあります。足先は症状が出やすいのでしょうか。

 

足先にまで血液が十分行っていないかもしれません。

カウンセリングの時お教えした脈を取ってみてください。

左右差はありませんか?

動物は血行不良を改善しようとして手足を舐めることがあります。
不安であってもそのような行動をとります。

パッドのマッサージはいずれの場合でも有効です。

温病体質の子は瘀血体質でもあるのです。

 

・いつも食後におなかがグルグルと鳴っています。ガスもよく出ます。

(レントゲンを添付します。朝ごはん抜きでの正午過ぎのレントゲンです)

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ガスが溜まるのは、腸の動きが緩慢な証拠です。ガスが溜まると肝臓にも負担がかかってきます。伝統医学では、大腸と肝臓は密接な関係があると見るので、その観点で症状をみると、胆泥症とガスは関係があります。

食欲・元気があるのが救いです。

足腰がグラグラ気味なので、筋肉をつけるためにも、少しでも体重が増えればと思いますが、

まずは地道にPリキッドとボートルケールで、血管力をつけることが優先ですね?

 

Pリキッドとボートルケールは血管力を養う成分が豊富です。特にPリキッドは心臓疾患、腎臓疾患など血行不良の動物には健康維持に役立ちます。

以上、検査結果を受けてご報告させていただきます。

何卒よろしくお願いいたします。

 

食事をオーナー様が作ることは、栄養面でも消化吸収を考えても有効な治療法になると思います。

けれど、食事やサプリメントで治療効果を引き出すには、絶えず微調整が必要です。夏の暑さ、冬の寒さ、季節の変わり目、加齢、環境などで、体の状態は日々変化しています。

バランスが傾いているので、体重減少、胆泥症などの症状が現れています。

そのバランスを健康に近づける配分の食事となると、逆に健康な子がたべると偏った食事がこの子には合っている食事、サプリメントとなります。

病院の検査データを活用しながら、家庭での健康管理を、是非一緒に実践していけると嬉しいです。